アイルランドの概要
- 大西洋に浮かぶ「エメラルド・アイル」、ヨーロッパで三番目に大きな島、アイルランド島のほとんどを占める国がRepublic of Ireland、アイルランド共和国です。
元々はイギリスの一部であったものの、1922年の分離に始まり、1937年に正式に独立国家となりました。「エメラルド」の愛称の通り緑が豊か、人口の半分が35歳以下という若く、そして住みやすい国として親しまれています。
市民は陽気でフレンドリーな国民性で知られ、治安も良く安全な国なので語学留学やワーキングホリデーの行き先としても人気です。
基礎情報
正式国名 |
Republic of Ireland / Éire |
国土面積 |
70,282km2(日本の約5分の1。北海道より少し小さいくらい) |
人口 |
約459万人(北海道と同じくらい) |
国旗 |
|
使用言語 |
英語、アイルランド語(共に公用語) |
首都 |
ダブリン |
通貨 |
ユーロ € |
国番号 |
+353 |
タイムゾーン |
GMT(日本との時差は -9時間、サマータイム実施期間中は -8時間) |
宗教 |
多くがクリスチャンで、ローマカトリック系が多い。 |
インターネットドメイン |
.ie |
アイルランドの祝日
祝日は、変動するもの含めて年に9日あります。この日は銀行などの公共機関や学校も休みになることが多いです。
語学学校が祝日休校をする場合は授業は実施されませんが、その分の振替や返金は基本的にされません。よって、祝日が重なる時期に留学に行くと結果的に少し損をすることになってしまいますので、ご注意ください。
1月1日 |
New Year’s Day(ニュー・イヤーズ・デー) |
3月17日 |
St Patrick’s Day(聖パトリックの日) |
イースターマンデー |
具体的な日付は年によって変動します |
5月の第1月曜日 |
May Day(メイ・デー) |
6月の第1月曜日 |
June Bank Holiday(6月バンクホリデー) |
8月の第1月曜日 |
August Bank Holiday(8月バンクホリデー) |
10月の最終月曜日 |
October Bank Holiday(10月バンクホリデー) |
12月25日 |
Christmas Day(クリスマス・デー) |
12月26日 |
St. Stephen’s Day(聖ステファノの日)
※イギリスでは同日が「Boxing Day」という名称で祝日になります |
アイルランドの天候について
アイルランドの気候は比較的マイルドで、異常気象や天災とはほとんど無縁の国です。 夏は平均14-16度、冬は平均4-7度の気温になります。雪はほとんどないですが、雨がよく振ります(西部岸の方が東部より多い傾向にあります)。
また天気は変わりやすく、現地の人でさえ一般的に「この時期の天気は…」とはっきりとしたことは言えないというくらいです。留学準備として、色んな気候に対応できる服や上着、靴を揃えておくのが大事です。
アイルランドは雨が多い?
アイルランドはお隣イギリスと同じく「雨の国」というイメージを強く持たれがちですが、実は一年の雨量で言うなら日本の方が多いのです。
ではなぜ雨が多いと思われるのかと言うと、「年中通して降っている」からです。雨季・乾期があるのではなく季節問わず雨が一定量あり、いつ降りだすかも予想がしにくく、よって観光客もかなりの高確率で現地滞在中に雨に降られることになります。いつ行っても雨、とあればそのイメージも定着します。
現地の人は諦めたように傘は使わず脱ぎ着がしやすいフード付きの上着やレインコートでしのぎ、上手に雨とつきあっています。これから行かれる皆様も、留学中に何度雨に降られても、それもアイルランドの一つの個性として捉え、貴重な留学の体験として持ち帰りましょう。